『茅の輪』製作のご依頼をいただきました!!

●市内の打越地区の「打越神社」様より、茅の輪神事のための『茅の輪』製作のご依頼をいただきました。

●茅の輪(ちのわ)とは、茅(ちがや)、葦(よし)、薄(すすき)などのイネ科の植物で作られた大きな輪のことで、この輪をくぐることで心身を清め、災厄を祓い、無病息災を願う行事です。
●神事に用いられる「茅の輪」に茅が編まれるようになった理由は、茅がかつて茅葺屋根の材料や生活道具として用いられ、人々の暮らしに深く関わってきた植物であることに加え、枯れても翌年には新しい芽を伸ばす姿が「再生」や「命の循環」を象徴すると考えられてきたためだと言われています。

●製作に使用した茅(ちがや)や葦(よし)竹などはすべて、同地区で採取した材料を使用しました。

穴を掘り支えを立てます。 材料となる葦や茅の採集。 材料を揃えます。
葦を芯に巻き付けていきます。

外枠に吊るします。

形を整え平行にします。

仕上げに氏子の方が注連縄を垂らします。

竹や茅で装飾をして完成。