●温室就業会員による 年末恒例「門松づくり」

●令和7年12月23日(火)当センターでは、毎年年末の恒例行事として、温室作業会員による「門松づくり」を行っています。材料の調達から竹の切り出し、組み立て、仕上げに至るまで、すべての工程を会員が手作業で進め、一つひとつ丁寧に形にしています。

●使用する竹や松、南天などの材料は、可能な限り地元で採取したものにこだわっており、地域の自然の恵みを活かした門松として毎年ご好評をいただいています。また、材料の確保にあたっては、長年にわたり地元地主の皆さまから温かいご支援を賜っており、この地域ならではの協力体制のもとで伝統が受け継がれています。

●門松は、古くから新年に歳神様をお迎えするための依代として飾られてきた、日本の正月文化を象徴する風物詩です。当センターでも、この歴史的な意味を大切にしながら、会員が丹念に製作を進めています。手作業ならではの温かみと、地域の素材を活かした素朴で力強い仕上がりは、毎年多くの方々に喜ばれています。今後も、地域の皆さまに親しまれてきた正月の風習を守りながら、この活動を続けてまいります。